実は、この「地域通貨」についての取り組みがネイヴルの定款上のコアとなっています。そのため、きちんと解説するページの制作を模索しています。
あの本を読んでください、あの物語や映画をご覧ください、としていくつかはご紹介できそうですが、もう少しネイヴルが自分の言葉で説明できるようになったときのほうがよいかな、と思っています。
あっ、もちろん事業としてはきちんと取り組んでいます。
ネイヴル的アメニティ経済学「経済こそが、人を、そして、自然を済(すく)う」
通貨と経済。これを並べるとごもっともの関係性に見えます。が、もともと ” 経済 ” という言葉は、「經世濟民(けいせいさいみん、経世済民)」という中国発祥の古語の略語であり、そこには「世を經(おさ)め、民を濟(すく)う」という意味があります。今で言う「経済(エコのミスク)」とは少し違います。これは税金がいわゆる ” 富の再分配 ” 機能をもっていることにもつながる考えです。資本主義の社会にあっては、お金を含む経済性の手綱をしっかり握ることこそが、環境を含めた人の暮らしの本来の救いに繋がるはず。何かを保全するという意識を育てるとともに、こうした本来の救済を含む「経済」学を学ぶことがとても重要だとネイヴルは考えています。