プロジェクト・ギンコ関連情報:2015/12/2付中日新聞夕刊一面掲載記事(報道)につきまして

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本日の2015/12/2付の中日新聞 尾張版の朝刊・夕刊にて記事掲載されましたので、情報公開OKの判断で手前味噌ですがご紹介させていただきます。

特定非営利活動法人ネイヴルの本年度のコア事業「プロジェクト・ギンコ 稲沢市エルドラド化推進計画 Act#1」の中で、「農業としての銀杏」の六次化に向けた取り組みがあります。

”六次化”ってなに?とよく質問を受けます。
やはりあまり一般には浸透していませんし、ボク自身も当初よくわかっていませんでした。

名付けた人はエライなと思いましたが、これ、いわゆる”一次”産業としての農業生産、”二次”としての生産物加工、”三次”としての販売・流通を一体的に捉えてがんばりましょう!というもので、つまりは、1+2+3=六次ということなのです。地方創生とか国策的なものだと考えています。

御存知の通り、銀杏(ギンナン)は、みなさんの口に運ばれるまでに、果肉→殻割り→甘皮むき(しぶ皮と呼ぶ人もいますが)の過程があります。ふだんスーパーなどで目にするのは白い殻に包まれた状態。茶碗蒸しに入ってるのは言うならばおいしいところだけの最終形態です。酒のあてに口に入れる10個や20個ではその手間はたいしたことはありませんが、100kg単位になってくると話は別。

日本最大のギンナン出荷量の祖父江町ですが、実はさきほどの二次にあたる加工業(加工を生業とする業者)がありません(と、ほぼ断言します)。銀杏スイート、銀杏フード、銀杏を使ったアルコール商品など地元稲沢市祖父江町ではどんどこ加速度的に商品開発がなされていますが、それに応えるだけの剥き身の銀杏の供給不足となっていました。

地元、内藤醸造さんの銀杏焼酎「藤九郎」生産のための銀杏加工を期に、これを石川県の高松機械工業が開発した銀杏殻割り器「銀次郎」と銀杏皮むき器「忍太郎」とのマッチングで解決しようと祖父江商工販売社と年初から取り組んできたのが、本日の中日新聞尾張版夕刊の内容にあたります。

黄昏の黄金郷として、NEXT100年の祖父江イチョウ林を守るためには、これまで大変な苦労をされてきた銀杏農家さんの生業を今後もぜったいに大切にしなければなりません。ネイヴルは常々、「環境と経済はかならずセットで扱わなければならない」と考えています。持続性のある環境保全活動とはなにか?その答えを剥き身で探り続けています。

 

文責 : 特定非営利活動法人ネイヴル 理事長 高村 宗克

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