The progress of
Project Ginkgo.
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プロジェクト・ギンコとは?

稲沢市エルドラド化推進計画 : 概要

特定非営利活動法人ネイヴルが主体となって推進する、稲沢市祖父江町の銀杏林の保全を通じてNEXT100年の新しい田園環境観光都市のアメニティを考える、これまでにないまったく新しい取り組みです。 この事業には、以下の3つのゴールが設定されています。

インタープリター資質発掘と育成
Providing a framework for Interpreters.

生き物や自然環境の代弁者や語り部としてだけの「インタープリター」制度ではなく、これから100年の都市環境開発計画に向けて行政を含めた各機関に積極的に、かつ、雄弁に提言できうる人材の発掘と職能化=フレームワークについて模索しています。

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新しい田園環境観光都市の創造
Eco-future city

高度成長から折り返し経済活動のあおりを受けた地方都市にはすでに原自然環境はほとんど残されていません。イチョウを通じた環境と観光を原資とする新しい田園都市開発について提言しています。

Next100年のアメニティ
Improving Amenities

部屋に小さな園芸ポットを置いたり休日に自然とのふれあいを大切にするように、日々の暮らしの中での環境との向き合いかたを真剣に考える時代になりました。今後100年通じるアメニティ増進を前提とした都市計画を模索しています。

Project Portfolio

祖父江町のイチョウ林の歴史は意外と浅く、約一世紀、つまり、100年ほど前に民家の庭先に防風林、防火林として植栽されたことから始まりました。その木樹がおとす実の一粒一粒が「お屋敷銀杏」として富裕をもたらし、さらに、昭和40年台の減反政策の折に、また土地改良の後の農地利用の選択肢として、加速度的にその生息域を増していきました。その実の大きさから市場価値が高まり、こんにちの「祖父江ぎんなん」は日本全国でもっとも愛される秋の至高の味覚としてブランディングされてきたのです。

しかし、日本一の生産量と出荷量、そして知名度を誇れど、後継者不足や老齢化、他産地の台頭、落葉・落実の問題など、11,000本あるとされるイチョウの樹は伐採や老木化などの危機に瀕しています。

毎年11月下旬から12月上旬まで、町域全体がイチョウの黄葉に包まれるその様は、まさしく日本一の”黄金郷(エルドラド)”といっても過言ではありません。 その証拠に、地元祖父江町商工会が中心となって1998年から立ち上がった「そぶえイチョウ黄葉まつり」は第一回から反響を呼び、当初1,000人足らずの集客が2015年現在の第18回ではイベント通期の約9日間で188,000人の観光客の眼を、そして舌を満足させるものとなりました。

環境保全を通じて、ゴールドラッシュに湧いたかのようなあの時代から脈々と受け継がれる祖父江の銀杏林の力を借りもう一度互いに支えあいながら、
特定非営利活動法人ネイヴルは以下のタスクを推し進めています。

インタープリティング実践イベント

Interpreting our heritage

ネットワーク構築

Networking for Mutual Benefit

イチョウ林の間伐作業の実施

Learning through the thinning

イチョウ資材を用いたワークショップ

Ginkgo wood-workshop

情報発信

Accurate transmission of information

各種出展

Enlightenment Activities

Activities Digest

プロジェクト・ギンコの企画立案時から現在までの進捗状況

  • 2014.11

    Act#1... Our Humble Beginnings

    第17回そぶえイチョウ黄葉まつりのガイドサポートをきっかけに、約18万人にものぼる観光来場者を環境保全学習へ結びつけることができないかとひらめきました。これほどのにぎわいになっていることをそれまで知らなかったので、はげしく興奮したことを覚えています。

  • 2014.12~2015.03

    An act of formulating a program for a definite course of action

    本事業として組み込むための協議を重ねることに許された時間は実はとてもわずかで、具体的なプロジェクトアクションなどは本当に身の回りから寄せ集めていきました。なにしろ前例がないので、企画、デザイン、予算組などなにもかもがフルスクラッチです。ただし、ひとつだけイチョウ黄葉まつりの時点で決まっていたものがあります。それが事業名「プロジェクト・ギンコ エルドラド化推進計画」です。

  • 2015.04

    Adoption to carry out

    後援をいただいた祖父江町商工会さんとリンクしつつ、あいち森と緑づくり環境活動・学習推進事業に採択されたことをトリガーに、あらゆる機関へのアプローチを開始しました。

  • 2015.05

    Both the pistil and the stamen of a Ginkgo-biloba

    あまり知られていませんが、イチョウは雌雄異株、つまり、雄と雌があり花をつかせます。稲沢市祖父江町には十数本しか雄の樹がありません。風媒花として一本が1km四方をカバーすることから、銀杏の実の大きさを確保するため厳密に管理されています。こうした背景やストーリー性にコンテンツを見出し、当初この調査を開始することとしました。

  • 2015.06~11

    Constantly on the move

    プロジェクト・ギンコ第一期(Act#1)はすべてが手探りゆえの産みの苦しみを味わった一年でもあります。この事業には、セクター間ネットワークの構築、学習・間伐実務拠点となる銀杏林の確保、インタープリター資質発掘、ワークショップの策定が課されています。特に、イチョウ林の確保には運命的ななにかを感じました。

  • 2015.10~12

    Raising the curtain

    第18回そぶえイチョウ黄葉まつりブース出展枠を確保していただき、その準備のためのコンテンツ制作や企画の練り直しなどに忙殺される2ヶ月でした。また、この頃はちょうどイチョウが黄葉に染まり上がるもっとも美しい時期でもあり、ネットワーク化が進むにつれ処理する業務も膨大なものになっていきました。そして、開幕です。

  • 2016.02

    To make something known to the public

    愛知県図書館にて開かれたH27年度あいち森と緑づくり環境活動・学習推進事業発表会にてネイヴルが登壇の機会をいただきました。環境活動を実践中の先輩諸氏の前での発表にはやはり緊張を隠せませんでしたが、それでもその後の反響からは多くのあたたかいものを感じました。

  • Go for
    Act#2
    :)

Promotion

そぶえイチョウ黄葉まつり出展用に制作したパワーポイントスライドショーを動画化しYoutubeにアップロードしました。

このビデオは、環境学習および当法人の活動PRを中心としたファーストフッテージの名の通りのもので、現在の事業方向性をひねり出すためのたたき台となったと今では考えています。