サーバーメンテナンスを実施しました【2016.01.29~31】

nginx

ネイヴルがこんなこともやってるよ、という紹介もかねてのインフォメーションです。

今回、httpdをApache(アパッチ)系統からNGINX(エンジンエックス)に変更しました。と書いても「なんのこっちゃ?」になるので簡単に説明します。皆さんご覧のホームページは、インターネットにつながっているかならず世界中のどこかにあるコンピューターから送信された文字(テキスト)や画像のデータを受信しているわけです。そのコンピューターを、パソコンとはいわず「SERVER(サーバー)」と呼ぶわけでして、これの基本ソフト、つまり、OSがWindowsやLinux、BSDなどだったりします。平たく言えば、その気になればどちらのご家庭のパソコンでもいつでもこのインターネットサーバーになれるわけで、もっといえば、スマホですら可能です。まぁそれは現実的ではないので、こうしたサーバーは専用のサーバーセンターに設置してあるものを借りたり、企業によっては自社内に設置したりするわけですが、それにはセキュリティ上の理由もあります。Windowsやスマホ、iPhoneですらやたらと更新やアップデートがあるのでそろそろ馴染みが出てきていますが、いろんなプログラムがガサゴソと動いているコンピューターはほっとけばどうにかなってしまいます(ネットにつながっていることを前提にですが)。ましてや、外部から不特定多数のアクセスがあるサーバーは、ある意味、真っ裸で嵐に立ち向かうようなもの。しかるべき防御力や対応方法・ルールを決めておかないとえらいこっちゃになります。そのために、こうしたサーバーシステムには管理者がついているわけです。

ネイヴルのホームページは、ネイヴル自身が管理するサーバーにデータが有るわけでして、ホームページ以外にももう少し踏み込んだ業務が必要なこともありますが、この管理自体も事業の一つとなっています。そのため、サーバー内のあらゆる箇所に手を入れることができないといけませんし、そういうシステムを整えています。今回のメンテナンスでは、このホームページのデータをインターネットを通じて外部、つまり、これをご覧の皆さんの端末(PC、スマホ、他?)に送り届けるためのプログラム(広義の表現ですが。だいたいはデーモンといいます)を変更しました。変更した理由はいくつかありますが、最大の理由は増加するアクセス数に対応するためです。面白いことに、サーバーにはチューニングという考え方があり、それこそピアノの調律のようにさまざまな設定の方法と項目が用意されています。よりシビアになるほど高いチューニング能力を求められるわけで、サーバー管理者がひとつの職種としてある理由がこのあたりによく表れていますね。ネイヴルのサーバーにかならずしもこのNGINXがふさわしい、とはいえませんが、サーバーの世界もすこし潮目が変わってきているのも事実で、公開データもあることからPRも含めて今回踏み切ったわけです。そういえば、e-Sports事業のためのサーバーも作らないといけない、という理由もありました。

というわけで、実はサーバーの中でどんなプログラムが動いているかは、管理者の立場からはあれもこれも隠しておきたいのが本音だったりします。どうして?・・・なぜなら、サーバーの仕様というのか、「どんなOSで、どんな構成で、どんなプログラムを」というのが外部にバレると、悪意をもった侵入者につけいる隙を与えることになりかねません。数年前のSSL問題をご存じの方は多くはないかもしれませんが、サーバー関連の仕事をしている業界では激震が走りました。SSLはスマホですら使う通信の暗号化のひとつですが、十数年に渡り問題を抱えていたことが発覚したのです。それまで、疑うことなく世界中で利用していたわけですよ。また、最近では各家庭にあるインターネットルーターのセキュリティホールを勝手に直してくれる事件とか、2016年ではネットワークカメラ除き放題のニュースがありました。

コンピューターの世界に、車でいう車検や免許制度、処罰の制度はありませんが(ないと思うのですが)、今後こうした一部の問題が全体に波及するような業界にはなにかが導入されるような予感がします。不正アクセス禁止法とかでなく。あっ、これってなんかNPO法人とかが好きそうな感じですね。

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